螺鈿は、あわび、夜光貝、白蝶貝などを薄い板状に摺り、文様に切り抜き、それを器物に貼り漆を塗り炭で研ぎ出したもの。
「螺」は貝を意味し「鈿」は物をちりばめるの意である。素地には主に木材を用い、天日や室内で数年間乾燥させたものを使用し、布着せなどの補強をし、下地塗りから始まる。
蒔絵は螺鈿と平行して行う研ぎ出し蒔絵や(貝と蒔絵すべての面位置が同じになる)その上から施す平蒔絵、高蒔絵、肉合蒔絵などがあり金粉、切り金、貝の種類等、又、図柄に依って作者が使いわける。
作品に依っては工程数百以上を要するものもあり、一つの作品になるまでには数カ月から一年以上かかるものもある。
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